美しい日本語を使う。
今年のオリンピックを観ていた中で新しく採用された競技のうち、スケートボードは興味深かった。
競技もさることながら解説を務めたプロスケートボーダーの瀬尻稜さん。
今までと違う解説はかなり話題になって個人的にもすごく気に入って動画サイトでも何度も観ている。
心の底から思っていることが素直に言葉になって出ているんだね。
ただ50過ぎたオジさんがこんな言葉使ったら大変だよね。
やっぱりいい歳した大人は公私問わずきちんとした日本語を使おう。
「ら抜き」言葉も日本語が変化する過程でのもの、と寛容な国語学者がいるそうだけれどそれでもきちんとした従来の言葉を使うのが大人だと思う。
尊敬語や謙譲語などの使い分けもそう。
そして日本語の誤用。
「爆笑」とは本来「大勢でどっと笑うこと」の意で「ひとりで大笑いする」意味ではないのだけれど今ではテレビをはじめさまざまなメディアで間違った使い方をしている。今のメディアの人って勉強なんてしてないんだろうな。残念なことに広辞苑の改訂版では意味も変わってしまったようだ。
それとすごく気になるのが「破天荒」。
意味わかってる人ってどれだけいるだろう。
「誰もが成し遂げられなかったことをやり遂げること」が正しい意味なのだけど「はちゃめちゃやること」だと勘違いしている人の多いこと…、メディアでも平気でこういう意味で使っている人がいるから始末が悪い。
「ヤバい」って言葉も従来のものと違う意味で使われてたりするけどやっぱり大人はきちんとした美しい日本語を使ったほうが素敵だと思う。締まりのない日本語を使って許されるのは20代まで。40過ぎたら意識してきれいな日本語を使おう。